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∈∈∈黒田直衛さん提供∋∋∋ ２００４年３月号 中華街を守護する牌楼 《牌楼の解説については、横浜中華街発展会協同組合制作のパンフレット『横浜中華街を守護する牌楼』を参考にさせていただきました》   横浜中華街には10の牌楼(パイロウ=門)があります。これらの牌楼は風水思想に即して作られています。   中華街には商売の神様である『關帝廟』があり、さらに東西南北に四神をおくことで、牌楼内の地域のより一層の安全と繁栄を図りたいと願って牌楼が作られました。   牌楼のデザインも東西南北それぞれの神を盛り込んで青赤白黒の配色となっています。 【横浜中華街と牌楼の案内地図はこちら】 東／朝陽門 日の出を迎える門。朝日が街全体を覆い繁栄をもたらします。 守護神は青龍神で、色は青。中華街では最大の門 山下公園側にあり、みなとみらい線の元町・中華街駅に最も近い。 南／朱雀門 厄災を払い、大いなる福を招く。 守護神は朱雀神。色は赤。 元町から前田橋をわたるとこの門があります。 西／延平門 平和と平安の安らぎが末永く続くことを願っています。 守護神は白虎神。色は白。 ＪＲ石川町駅から２つ目の門。 北／玄武門 子孫の繁栄をもたらします。 守護神は玄武神。色は黒。 横浜スタジアムに最も近い。 善隣門 横浜中華街のシンボル。 看板には『親仁善隣』の文字がある。 天長門 商売の神様「關帝廟」がある通称關帝廟通りの東端にあります。 地久門 關帝廟通りの西端にあります。 市場通り門 「中華街の市場」として賑わう市場通りに２箇所あります。 ←「市場通り門」→ 大通り側 ←「市場通り門」→ 關帝廟通り側 西陽門 延平門より更に西にあります。 西野太陽に最も近いことから『西陽門』と名付けられました。 ＪＲ石川町駅に最も近い門。