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The PIPS  と  Excel/Word  の間で
データのコピー&ペースト
[5]  Excel  の「列データ」を一括して  The PIPS  の表に貼り付ける

【準備】
  まず  The PIPS  を起動し、データを受け入れるための表を作ります。指令‘’でタイトルを入力し、列桁数は予想されるより大きめにしておきます。項目名は  [Enter]  のみを押して空白にしておきます。データは入力せずに  [Esc]  で「指令を・・・・」に戻します。2行目に空白の項目行がありますが、これを指令‘DR’で削除しておきます。基本罫線3本だけです。(左図)
  この状態で画面右上の「最小化アイコン」(右図)をクリックします。


  Excel  を起動し、コピー対象であるデータ(1列だけ)を表示させます。(左図)

【操作】
1.
  最初の操作は  Excel  のデータの左に1桁のスペースを挿入することです。 (この操作の目的は  PIPS  の表は2桁目から始まっているので、データを「表」に納めるためです。)
  データは1列目にあるはずですから、その右側の列の列番号(‘B’または‘2’と表示されている---この行のことを「列番号ゲージ」というそうです)をクリックして2列目全体を反転表示にします。(右図)

2.
  数式バーに半角文字で  ="  "&A1  と入力します。2つのダブルコーテーションの間に半角スペースが1個あります。(左図)
  そして、[Ctrl]  を押しながら  [Enter]  を押します。2列目の全てのセルに数式が入力され、演算結果が表示されます。各データには左端に半角スペースが1個含まれています。(右図)

3.
  まだ列が選択された状態で、反転表示になっています。2列目の最下行のデータを  [Shift] を押しながらクリックします。データ部分だけが選択された状態になります。データが太線枠から右にはみ出していても構いません。(右図)

4.   [Ctrl]  キーを押しながら  [C]  を押します。選択されたデータがクリップボードに記録されます。

5.   先ほど最小化した  PIPS  のアイコンをクリックして元のサイズに戻します。

6.
  画面左端の「行番号」の‘3’(ターミナルラインの行)をクリックします。(右図)

7.
  [Ctrl] キーを押しながら [V] を押します。データが表に貼り付けられます。ただし、項目名が3行目に来ているので修正が必要です。指令‘MR’を使って3行目を2行目に移動します。(右図) ⇒⇒⇒

【注意】
1.   PIPS  側ではコピー対象のデータが収まるだけの行数を確保しておきます。行数が足りないと、「全ての行を挿入できませんでした」というエラーメッセージが出ます。
  指令‘INFO−S’でページ横桁数を小さくして、ページ縦行数を増やしておきます。

2.   Excel  で設定された書式(フォント・文字色・インデント等)は無効となります。

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