質問箱No.71:
プリンタに外字を簡単に転送する方法
No.71-1 |
プリンタに外字を簡単に転送する方法 |
回答者 早瀬 壮一 |
1998年03月 194号 P.26 |
◆ No.71(1998年 2月号)の回答-1 自問自答
THE PIPS 2月号(No.193)の質問箱で、外字のプリンタ登録について質問をしました。いろいろ苦労をしましたが(それはまた後日談として原稿にします)、やっと解決しました。
元山さんから大変いいヒントを頂きありがとうございました。
ヒントとは、MS-DOSのFONTEDITで、GAIJI24.FNTを作ってそれを環境設定で読ませるということです。FONTEDITで外字を作りましたが、結局は、ATOK8からMS-DOSのGAIJI24.FNTへ変換してくれるコマンドがあり、それで解決しました。
まず、GAIJIAVというコマンドで、ATOK8の外字ファイル「JFGAIJ.UFO」からMS-DOSの外字フォントファイル「GAIJI24.FNT」に外字を変換します。このとき「GAIJI16.FNT」と「GAIJI24.FNT」のファイルがルートディレクトリにないと実行してくれませんから\DOSの「GAIJI16.FNT」と「GAIJI24.FNT」を「..」にコピーしておきます。
次にその外字ファイルを\DOSディレクトリにコピーして戻しておきます。
CONFIG.SYSに
DEVICE=C:\DOS\JFONT.SYS /P=C:\DOS\\GAIJI24.FNT /24=ON
と書いておきます(このことはMS-DOSのHELPを開いてFONTEDITやJFONTを調べてで初めて知りました。MS-DOSのHELPはたいへん役に立ちます)。
「JFONT.SYSは全角文字および文字や記号などの半角文字のフォントWイメージを、ビデオシステムやプリンタ、アプリケーションに提供するデバイスドライバ」とあってその書式も教えてくれています。MS-DOSの出荷時は/24=OFFとなっているそうですから外字を作ったときは/24=ONは必須です。
こうして、無事外字が印刷できるようになりました。元山さんありがとうございました。
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