回答箱 No.132-1: PIPSのデータをメールで送る
No.132-1 |
PIPSのデータをメールで送る |
回答者 柏木 秀一 |
2002年06月 245号 P.12 |
PIPSのデータをE-Mailで送受信するには3つの方法が考えられます。
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CTXTやCCSVでテキストファイルにして送受信
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入川さん作成のCPDMLを使って送受信。
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キャビネット丸ごとをアーカイバでまとめて送受信。
このうち(1)の方法は送れる内容に制限が多く、実用的でないので割愛して、(2)と(3)について、その特徴をまとめてみました。
項目 |
CPDML |
アーカイバ |
E-Mailへのファイル添付の知識 |
必要 |
必要 |
フォルダやファイルに関する知識 |
必要 |
必要 |
送受信の単位 |
ページあるいはバインダ |
キャビネット |
送受信できる属性等 |
色情報やINDEXは不可 |
全て |
アーカイバの知識 |
不要 |
必要 |
キャビネットの構造の知識 |
あったほうが良い |
必要 |
必要な外部ソフト |
不要 |
アーカイバ (+Lhaca等) |
アーカイバとは複数のファイルを一つにまとめてくれるソフトでファイルサイズの圧縮も行ってくれます。LHAやZIP等いくつかの方法がありますが、一般的に使われるのはこのLHAかZIPが多いようです。これらのアーカイバを利用するユーティリティーとしてWindowsのフリーウェアでは「+Lhaca」等が有名なソフトです(+Lhacaの長所は+Lhacaそのものがアーカイバ機能を内蔵しているため、単独でLHAやZIP形式のファイルを取り扱えること[圧縮/復元]です)。PIPSのキャビネットは3つのファイルから構成されており、これらを直接E-Mailで送受信するためには3つのファイルを1個のファイルにまとめてしかもサイズも小さくしてくれるアーカイバが不可欠となります。
CPDMLはPUC会員の入川さんが作成されたオートプログラムでPIPSの表情報や属性等も一緒にE-Mailで送受信するためのものです。色情報やINDEX情報までは送ることはできませんが、それでも数ページのデータであれば手軽にE-Mail添付が可能になります。今は有償ソフトとなりましたので入手したい方は直接、入川さんにコンタクトしてください。
さて、2つの方法の特徴を表にしてみたのですが、これは優劣を競うものではありません。それぞれに長所、短所があります。PIPSのデータをE-Mailで送受信したい方は、そのデータの分量や頻度に応じて2つの方法を使い分けるのがよいかと思います。
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