PIPS4GとTPS/WINの違いNo.1
PIPS 4GとTPS/WINの違い No.1

     ◇   丸岡 和正  
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 思いつくまま書きますのでまとまりがありません。また、ご存知のことも多々あるとは思いますが、知らないと損すると思えることは何でも書いて見ます。

 AUTOの書き方が変わりました。
 コマンドに関する部分は100%ログを利用して作成します。PIPS 4Gではログを使うのは使い勝手が悪く、めったに利用しませんでしたがThe PIPSではコマンドに関連する部分は100%利用します。

 キャビネット(PDATA)、バインダーを設計し直す。
 PIPS 4GはSPが不便でしたので、1つのPDATAの中に色々バインダーを作成しましたが、Networkでの利用も考えると、キャビネットを分けて作成した方がいい場合が多いと思います。もっともSystemの概要を伺わないと難しいですが。

 CUは機能が落ちました。
 CUで書き換えるプログラムはほとんど利用できません。全面的に考え直す必要があります。

 MPUは大幅機能upですので大いに利用しましょう。
 特に複数の参照列が使用できることと、定義表が大幅に機能upしましたので、原則的には定義表を作成して、定義表バインダーに保存して使用してください。AUTOのMaintenanceがまるで違います。

 FORMは絶対に使う。
 PIPS 4GのFORMはいろいろ使いにくい点が多く、DISP文とINPUT文を使ってプログラムしましたが,TPSのFORMは非常に使い勝手がいいので、使わないと絶対に損です。

 関数を大いに利用する
 err(0)、result、binder関数を始め、AUTOを作成する上で便利なSystem関数が豊富にあるので必ず利用する。誰かに相談する時もその方が早く解決すると思います。キャビネットの状態、バインダーの状態、ページの状態がほぼ完璧にCheckできます。

 設定の変更(SET、SYSSETなど)
設定表をフル活用する。ある環境が必要で設定するときは、手作業で必要な環境を作成する。その後SETやSYSSETなどの「設定表の作成[B]」で設定表を作りSYSSETバインダーに保存する。SYSSETバインダーの1ページ目には標準状態の設定表を保存しておく。 AUTOの中でSETやSYSSETの設定を変える時は、「設定表からの設定[S]」を使い設定変更する。そして作業終了したら、もう一度「設定表からの設定[S]」で標準状態の設定をする。定義表と同様にMaintenance性が大幅に向上します。
また思いついたら書きます。


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